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股関節・膝・脚の痛みを改善「脚の専門院リネアル」

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変形性関節症は膝だけではない~変形性股関節症~について

変形性関節症は膝だけではない~変形性股関節症~について

みなさまこんにちは!鍼灸治療院Rinealの見澤です!今回は以前も少し触れましたが、“変形性股関節症”について詳しくお話したいと思います。

では早速ですが変形性股関節症について見ていきましょう!

目次

はじめに

1.変形性股関節症の疫学

1.1 患者数の現状と将来予測 1.2 男女差と年齢層 1.3 主な原因

2.変形性股関節症の症状

2.1 痛み 2.2 関節の動きの制限 2.3 その他の症状

3.変形性股関節症の診断

3.1 問診・視診・触診 3.2 レントゲン検査 3.3 MRI検査 3.4 その他の検査

4.変形性股関節症の保存療法

4.1 生活習慣の改善 4.2 運動療法 4.3 薬物療法 4.4 装具療法 4.5 温熱療法・寒冷療法

5.リハビリテーション

5.1 リハビリテーションの目標 5.2 リハビリテーションの内容 5.2.1 運動療法 5.2.2 徒手療法 5.2.3 生活指導

6.まとめ

はじめに

変形性股関節症は、現代社会における静かな脅威とも呼ばれています。高齢化社会の進展に伴い、患者数は増加の一途を辿っており、国民の健康と生活の質に大きな影響を与えています。

今回は変形性股関節症の疫学、保存療法、リハビリテーションについて、詳しく見ていきましょう。

1. 変形性股関節症の疫学

1.1 患者数の現状と将来予測

厚生労働省の調査によると、2020年の時点で、変形性股関節症の推定患者数は約1000万人に達し、65歳以上の高齢者を中心に増加しています。推定患者数とは、実際の患者数とは違いますが、ここではおおよその目安となります。

今後、高齢化がさらに進むと、2040年には約1800万人にまで増加すると予測されています。

1.2 男女差と年齢層

変形性股関節症は女性に多く、男性の約2倍の患者数が存在します。発症年齢は60歳代から70歳代がピークですが、近年は若年層での発症も増加傾向にあります。これは以前お話した骨盤の形の性差などによっても影響をうけます。

1.3 主な原因

変形性股関節症の主な原因は、加齢による関節軟骨のすり減りです。その他にも、先天性の股関節形成不全、外傷、肥満、激しい運動などが発症リスクを高める因子として知られています。また、この後でも話が出ますが、変形性股関節症の発症リスクを増加させる原因としては、床上での生活が長いことや、横座りや割座など股関節に負担がかかる姿勢が多いことが挙げられます。また、股関節は腰とも密接に関係しており、腰痛症の方や、姿勢不良によっても股関節の変形リスクがあがってきます。

2. 変形性股関節症の症状

2.1 痛み

最も代表的な症状は、股関節の痛みです。立ち上がりや歩き始め、階段昇降などの動作時に痛みを感じることが多く、進行すると安静時にも痛みを感じるようになります。

2.2 関節の動きの制限

関節軟骨がすり減ることで、股関節の動きが制限されます(関節可動域制限)。特に股関節の伸展(脚を後ろに引く)、外旋(あぐらの動き)が制限されることが多いです。日常生活動作が困難になるだけでなく、歩行速度の低下や転倒リスクの増加にもつながります。患者さんの中には歩行時のつま先の引っ掛かりが気になって受診したところ、股関節が悪かったという方もいらっしゃいます。

2.3 その他の症状

関節周囲の筋肉の緊張、違和感、異音(ゴリゴリやぱきっといった音)、などがみられることもあります。

3. 変形性股関節症の診断

3.1 問診・視診・触診

まず、医師による問診、視診、触診が行われます。痛みの部位や程度、日常生活への影響などを詳しく聞き、関節の動きや圧痛などを確認します。

3.2 レントゲン検査

レントゲン検査では、関節軟骨のすり減りや骨の変形を確認することができます。

3.3 MRI検査

MRI検査では、関節軟骨や骨だけでなく、靭帯や軟部組織の状態も詳しく観察することができます。

3.4 その他の検査

必要に応じて、CT検査や超音波検査、血液検査などが行われることもあります。

岡庭 豊『病気がみえるNo11 運動器・整形外科第1版』株式会社メディックメディア より引用(一部改編)

4. 変形性股関節症の保存療法

4.1 生活習慣の改善

体重管理、適度な運動、バランスの良い食事など、生活習慣の改善は、変形性股関節症の進行を抑制し、症状の悪化を防ぐために重要です。

4.2 運動療法

関節の動きや筋力を維持・強化するための運動療法が有効です。関節可動域制限をそのままにしておくことで、体の使い方がさらに悪くなり、痛みが増悪することがあります。また、これ以上の変形を防ぐために、筋力をつけて体を支えられるようにすることも重要となってきます。

4.3 薬物療法

痛みや炎症を軽減するために、鎮痛剤や消炎剤が処方されます。

4.4 装具療法

サポーターや杖などの補装具を使用することで、関節への負担を軽減し、痛みを和らげることができます。インソールを作成して使用することも非常に有効となってきます。

4.5 温熱療法・寒冷療法

温熱療法は、関節の痛みやこりを緩和し、血行を促進します。寒冷療法は、炎症を抑える効果があります。これは変形性股関節症に限りませんが、痛い時は温めた方がいいのか、冷やした方がいいのかという疑問はよく耳にします。その状況状況によって変わりますが、痛いところが熱を持っている場合は冷やした方が効果的なことが多いです。神経痛などの場合は温めると痛みが緩和されることが多いです。

5. リハビリテーション

5.1 リハビリテーションの目標

変形性股関節症では、痛みがひどく、日常生活が困難になった場合には手術の適応となってきます。日常生活が送れている状態では、リハビリをして、これ以上の悪化の予防と、関節を保護できるように筋力をつける運動などが行わます。リハビリの目標としては以下のようなものがあります。

5.2.1 運動療法

ストレッチ:関節周囲の筋肉を柔らかくし、可動域を広げる

筋力トレーニング:股関節周辺の筋力を強化し、関節を支える

有酸素運動:心肺機能を向上させ、運動耐性を高める

ウォーキング:日常生活での歩行能力を向上させる

水中運動:関節への負担を軽減しながら運動を行う

5.2.2 徒手療法

理学療法士による手技療法で、関節の動きを改善し、痛みを和らげる

関節モビライゼーション:関節の動きを改善させる

5.2.3 生活指導

日常生活における動作の改善:立ち上がり、着座、歩行、階段昇降などの動作を現在のお身体の状態にあったやり方での方法を練習する

転倒予防:転倒リスクを減らすための生活習慣の改善

装具療法:サポーターや杖などの装具の使用方法指導

体重管理:体重を減らすことで、関節への負担を軽減

6. まとめ

変形性股関節症は、高齢化社会における重要な健康課題の一つです。早期発見・早期治療が重要であり、患者さんの状態に合わせて保存療法を行っていきます。早期から継続してお身体のメンテナンスをしていくことで、痛みの発生を抑えることや、関節の変形が進行するのを予防することができます。ぜひ健康な股関節を維持できるように、定期的に股関節を動かし、痛みや動かしにくさがないかをチェックする習慣を身につけましょう!

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