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股関節・膝・脚の痛みを改善「脚の専門院リネアル」

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施術考察 ケース2-① PRPを行う予定だったが、インソールを使用し膝の痛みが大幅に改善したケース

施術考察 ケース2-① PRPを行う予定だったが、インソールを使用し膝の痛みが大幅に改善したケース

みなさまこんにちは!Rinealの見澤です!

これまでにインソールについて何度かお話をしてきましたが、実際のところインソールって何が聞くの?と思う方も多いと思います。

私自身インソールについて勉強する前までは、「こんな薄っぺらいので本当に効果があるの?」と疑問に思っていました。

今回の記事では、以前に記事にさせていただいた「施術考察シリーズ」と同様に、当院にご来院され、インソールを作った方のお身体の状態についてお話していきたいと思います!

今回ご紹介させていただく方は、「インソールを使用したことで、膝の痛みが大幅に改善し、予定していたPRP療法(血液を利用した再生医療)を受けずに済んだ症例」です。

少しでもインソールの効果を知っていただけたら幸いです。

なお今回も個人が特定できない形で紹介していきたいと思います!

では早速ですが、見ていきましょう!

目次

1. ケース紹介

2.身体所見

3.身体所見からの考察

4.インソール作成の手順

5.まとめ

1.ケース紹介

今回ご紹介させていただく症例の方は、右膝の痛みで悩まれている会社員の男性の方です。

基本的な情報は以下の通りです。

現病歴:数年前から、趣味であるサッカーを行った後に両膝(右>左)の内側に強い痛みが出ている。痛みはその時々によって変わってくるが、ひどい時は週末にサッカーをしてから1週間くらい強い痛みが残る。特に階段昇降や長距離の歩行で痛みを感じることが多い。

痛みが強くなる前は、毎週サッカーができていたが、痛みがひどくなってからはできない週もあった。

既往歴:右足関節捻挫

趣味:週に1度程度のサッカー

普段よく履く靴:革靴、サッカー用のスパイク

治療歴:以前に膝に膝に水がたまり、水を抜く処置とヒアルロン酸注射を行ったが、あまり効果がなかった。それ以降は受診せず。

特記事項:併設クリニックでのPRP療法(血液を利用した再生医療)を受けることを目的にご来院。PRP療法を行う前にインソールを試してみたいとのご希望があり、治療院へご来院となる。

医学的所見:MRI画像上、両膝とも大腿骨内側顆関節面・膝蓋骨後面に軟骨の菲薄化あり。

2.身体所見

以下では陽性を(+)、陰性を(-)と表記します。また、結果は(左/右)の形で記載します。

炎症所見(腫れや熱、赤み):(-/-)

圧痛(押して痛みが出るかどうか):(-/-)

伸張痛:内外側ハムストリングスに伸張痛あり。

歩行時痛:両側ともつま先が地面から離れるタイミングで膝の内側に違和感と軽度の痛みがあり。

半月板所見(半月板に損傷があるか):外側半月板(-/-)、内側半月板(-/前~真ん中あたりにかけて変性用の損傷疑惑あり)

靭帯所見(前十字靭帯・後十字靭帯・内外側側副靭帯の断裂があるか):(-/-)

筋の硬さ:全体的に両側とも筋の硬さが著明にあり。特にハムストリングス、下腿三頭筋の硬さが強くあり。

関節可動域制限:両側とも足関節背屈、股関節全般、膝関節伸展制限が強くあり

筋力:両側とも大殿筋・中殿筋の筋力不足あり

歩行観察:(特徴的な部分のみ抜粋)

・歩行時に膝の伸びが不十分

・つま先が離れるときに小指側で地面を蹴っている

3.身体所見からの考察

1.つま先離地時の足関節内反位での蹴りだしによる膝関節内反ストレスの増大。それに伴う大腿骨内側顆部での圧迫ストレスによる疼痛。

(つま先で地面を蹴るときに、小指側で強く蹴っていることで、足をくじくような方向へ力が加わっている。それに伴い、膝もO脚方向へ力が加わり、膝関節の内側が狭くなるようなストレスがかかっている)

2.足関節背屈制限により、立脚中後期~後期にかけての膝関節伸展制限を助長している。そのため、膝窩部での腓腹筋・ハムストリングスの伸張痛が生じている。

(腓腹筋が硬く、足首が硬くなっていることで、つま先が上に上がりにくくなっている。そのため、つま先が持ち上げられるタイミングで、腓腹筋がそれ以上伸びないため、膝を曲げることで引っ張りストレスを逃がしている。それにより、膝が伸びきれない状態となっている)

3.足関節背屈制限・股関節伸展制限・股関節伸筋の筋力低下により、立脚初期から中期にかけての歩行速度の低下を生じている

(足首の硬さ、股関節の硬さ、お尻の筋肉・ハムストリングスの筋力低下(力の出しにくさ)により、踵をついてから足底が地面に触れるまでのタイミングで歩行速度が遅くなっている)

4.インソール作成の手順

インソール作成にあたっては、上記の考察内容についてインソールで対処できるところとできないところを検討し、設計図を作っていきます。また、テーピングやパッドを用い、実際に作成したインソールと同じ効果が出るように足を調整し、作成するインソールの形を検討していきます。

それと併行し、足の土踏まずの部分を中心に、インソールを入れる部分をトレースし、形どっていきます。当院のインソールは5-6㎜の発泡ウレタンフォームから削り出し作成しております。

インソールの形が決まったら、削り出す際に指標となる足の骨の部分をトレースします。

坂井建雄. (2011).『プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系』. 東京: 医学書院.より引用(一部改編)

足の骨の部分を高くしたり低くしたりすることで、高低差をつけ、足の使い方を変えることで膝や股関節の使い方を変えていきます。さらには、腰への負担も変わってきます。

5.まとめ

今回の記事ではインソール作成の手順まで解説していきました。次回の記事では、実際にどのような形のインソールを作成したか、使用後の変化などについて触れていきたいと思います。

少しでもインソールに興味を持っていただけたら幸いです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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