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股関節・膝・脚の痛みを改善「脚の専門院リネアル」

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鍼灸療法と理学療法の相性

鍼灸療法と理学療法の相性

相性とは陰陽五行説で、男女の性(しょう)が合うこと。生年月日を五行に割り当て、水と木、土と金を相性とするなど。結婚などによいとした。

ある辞書では相性についてこのように書いてありました。

中医学でも思想のもととなる五行説では確かにそれぞれ五行の属性に対して相生相克といった考え方がありますが、それが普段使う「相性」という言葉と関係していたとは知りませんでした。。。

と、突然相性の語源についての驚きを書きました。

改めましてみなさまこんにちは!

今日は鍼灸療法と理学療法の相性ということについてお話したいと思います!

相性というよりは親和性という意味合いの方がしっくりきますね!

ここからは完全に主観で話させていただきます。

鍼灸療法と理学療法の親和性という点に関しては抜群に良いと思います。

まずは前回の記事で書かせていただいた、鍼灸療法の効果の一つである筋肉がほぐれるという点です。

理学療法ではお体の中でうまく動いていないところや、動作をする際に力を発揮できていない筋肉の状態を改善するよう施術することが多々あります。施術方法としては、筋肉をストレッチすることや筋肉を使うこと、至適な長さや柔らかさに整えること(この時に手で筋肉をほぐしたりしますが、こればかりやっているとマッサージ師さんと間違えられてしまいます)などの方法があります。

体表の浅いところにある筋肉ならセラピストの手で改善がしやすいですが、体の奥の方にある筋肉は直接触ることが難しい場合があります。その際は鍼治療がすごく強みを発揮できる場面です。鍼を直接柔らかくしたい筋肉に刺すことができるので、手で施術するより効果的な場面が多くあります。

また、筋肉のこわばり方や部位によっては、手で触れる筋肉に関しても、鍼を打つ方が圧倒的にはやくほぐれることも多くあります。

理学療法では筋肉を柔らかくすることが目的のことは少なく、ほとんどはその先の動作の改善や、歩行の改善などを行っていきます。なので、動作がうまく行えない時に、原因になっている筋肉の状態を手早く改善できるという点で鍼灸療法と理学療法は非常にいい組み合わせとなっております。

他にも、うまく筋肉を使えていない際に、使いたい筋肉に鍼を刺すことで感覚として使う筋肉がどれかということを認知することができると思います。

実際に脳血管障害後の麻痺がある方向けの鍼治療とリハビリのセットというものもあります。

また、今までは理学療法をするうえで鍼治療は相性がいいという話でしたが、逆に鍼治療のウィークポイントも理学療法で補える点があります。

筋肉が硬いことや、肩こり、筋筋膜性の腰痛など鍼が出番になる場面は多くあります。

しかし、鍼治療だけで再発なく根治するということは難しい印象があります。鍼治療に加えて運動療法を行うことで効果が格段にでると私は思っています。

鍼を打って、その時は調子が良くなったがすぐ戻ってしまったという人もいると思います。

鍼治療で筋肉の血行が良くなり、柔らかい筋肉となった状態の時にストレッチや軽い運動をしていくことで縮こまった筋肉の長さが伸び、痛みの原因を改善することができます。

様々な面から見ても鍼治療と理学療法の組み合わせというのは非常に有用性が高いと思っています。

私はスポーツ選手のケアに長く携わっていますが、鍼灸師の免許を取る前は、選手の身体をほぐすことでへとへとになっていました。また、ストレッチをしようとしても伸ばしたいところと違うところが伸びてしまい、時間がかかるということも多く経験しました。

そういった経験から鍼灸に興味をもち資格をとりました。今では鍼を使いながらの施術も多くしています。どちらかというと私は東洋医学より解剖学や生理学運動学といった西洋医学での経験の場が多くあるので、鍼は解剖学の知識をもとに打つことが多いです。しかし、学校にもよると思いますが、解剖学をはじめ西洋医学の知識に関しての講義は理学療法士の養成校の方が力を入れて行っていたと思います。その点においても理学療法士の資格を持ち、実際に病院で患者様を診させていただき知識を使えるものにしてから鍼灸師の資格を取得したことは非常によかったと振り返ることがあります。

最後に自分語り失礼しました!

ということで、治療法は多くありますが、その中にも相性というものがあり、中でも鍼治療と理学療法は特に良いですよというお話でした。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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