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股関節・膝・脚の痛みを改善「脚の専門院リネアル」

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「膝が痛いです。何をしたらいいですか」→「膝周りの筋肉を鍛えましょう」これは正しいのか?②

「膝が痛いです。何をしたらいいですか」→「膝周りの筋肉を鍛えましょう」これは正しいのか?②

こんにちは!Rinealの見澤です!

前回に引き続きの記事になります。

では今回は「膝が痛い人」は何をしたらよいかという点をお話します。

私の考えとしては、以前の記事でも話題にしましたが、「アライメント」を整えることが重要だと考えております。

アライメントを整える、つまり骨と骨の接触する場所(負担が過度になっている場所)を変えることです。接触する場所を変えるといっても、何cmも変えるのでなく、実際には数mmの変化程度です。そうすることにより、今まで負担がかかりすぎていた場所は負担が減り、他の丈夫なところで身体を支えることができます。

アライメントを整えることで炎症そのものは改善は難しいです。しかし、症状によっては炎症を引き起こす原因の改善は狙えます。つまり、即時的な効果はなくても、強い痛みが出る頻度の減少や、時間をかけての痛みの軽減は図れていきます。

そんなアライメントを整えるということですが、具体的にはどうやるかというと、体の内側から変えていく方法と、体の外側から変えていく方法があります。

体の内側から変えるということで、簡単にできることと言ったらまずは筋肉を柔らかくすること、筋肉を鍛えることです。必要なストレッチや、筋トレをすることでアライメントを調整することはできます。

しかし、膝の周りの筋肉を鍛えるのはあまり効果がないんじゃなかったの?と思う方が多いと思います。

ここでお伝えした筋肉を鍛えるというのは、膝の周りの筋肉だけではありません。股関節の筋肉や、お尻の筋肉、足首の周りの筋肉などを鍛えることで、動作時の膝のアライメントを整えることができます。つまり、「膝が痛い」から「膝の周りの筋肉を鍛える」ではなく、「膝を守る筋肉や、膝の使い方を整える筋肉を鍛える」という方がイメージとして近いと思います。

また、筋肉はカチカチに硬くなった状態だと、うまく力を発揮できないだけでなく、骨を引っ張ってしまい、アライメント不良を引き起こします。そのため、筋肉をしなやかに伸びる柔軟なものにすることは非常に重要です。

すこしややこしい話になりますが、アライメントには“静的アライメント(スタティックアライメント)”と“動的アライメント(ダイナミックアライメント)”があります。スタティックアライメントとは止まっているときのアライメント、ダイナミックアライメントは動いているときのアライメントになります。

動いている瞬間瞬間でのアライメントが痛みに大きく関係しています。特に筋肉からの影響も大きく受けています。

ですので、筋肉の力、柔軟性とも非常に重要になってきます。そのため、アライメントに影響している筋肉を鍛えることは非常に重要になってきます。

次に体の外側からアライメントを整える方法についてです。これに関してはシンプルで体の外から骨を支えたり、動きを誘導・制限することになります。つまりインソールや装具などを使用する方法になり、主にダイナミックアライメントに影響を与えます。

インソールとは靴の中敷きのこと中です。インソールを調整することで、歩いているときや運動をしているときに足だけでなく、膝や股関節など他の関節の動きにも影響を与えます。そのため、足を通じて膝や股関節などのアライメントを整えることが可能となっております。その効果は歩行中や、運動中など様々な場面で発揮されます。インソールはスポーツ選手が使うイメージがありますが、通勤で脚の違和感を感じる方や、膝の痛みが実際にある方はもちろん、O脚や脚の太さに悩んでいる方に対しても有効となってきます。美脚作りには必須アイテムですね!

Rinealではスタティックアライメント・ダイナミックアライメントの両方の視点からご利用者様のアライメントを整えることを考え、施術させていただいてます。そのため、インソールの役割や必要性についてもご説明させていただいてます。

以上長くなってしまいましたが、「膝が痛いです。何をしたらいいですか」→「膝周りの筋肉を鍛えましょう」これは正しいのか?ということに関してお話をしました。

結論としては、アライメントを整えましょう。そのために膝のアライメントに関係している筋肉を鍛えたり、ストレッチをすること、必要であれば体の外からアライメントを調整しましょう。というのが私の見解となります。なかなか万人に効果がある治療というものは存在しません。ですのでお一人お一人に合った診立て、治療というものが必要になってきます。

今後は何らかの形で、脚のアライメントを整えるのに有効なトレーニングやストレッチ方法などをご紹介できればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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