冬場に多い?!ランナーズニーとは
皆様こんにちは!Rinealのみさわです!
前回の記事からだいぶ期間が空いてしまいました、、、
申し訳ありません!!!
最近はインスタグラムの投稿の方が頻繁に行っているので、良かったらぜひご覧ください!
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さて、最近当院へは、「ランニングをしていて膝が痛む」、「来月フルマラソンを走る予定だけど膝が痛い」といったランナーの方のご相談が多く聞かれています。
もちろん、膝の関節が変形していて痛い方も中にはいらっしゃいますが、ランナー特有の痛み「ランナーズニー(Runner’s Knee)」というものがあります。
今回はこのランナーズニーについてお話していきたいと思います!
目次
1.ランナーズニーとは?
2.症状と特徴
3.原因
4.予防方法
5.治療方法
6.まとめ
1. ランナーズニーとは?
ランナーズニー(Runners Knee)は、正式には「腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」と呼ばれる膝の障害です。特にランニングをする人に多く見られるため、この名前がついています。
腸脛靭帯とは、太ももの外側を走る強靭な靭帯で、膝の安定性を支えています。この靭帯は骨盤に付く「大腿筋膜張筋」という筋肉に続いています。
この大腿筋膜張筋や腸脛靭帯が、オーバーユース(使いすぎ)や不適切なフォームにより炎症を起こし、痛みを引き起こすことがあります。
2. 症状と特徴
膝の外側の痛み:特に走るときや階段昇降で膝のお皿の外側に痛みが出やすい
ランニング後の違和感:走った後に膝の外側が張る、ジンジンとした感覚がある
進行すると安静時にも痛む:炎症が悪化すると、安静時に痛むこともある
膝を曲げ伸ばしすると痛みが出る:膝の曲げ伸ばしに伴い、靭帯が擦れることで、痛みが出る

3. 原因
ランナーズニーの主な原因は、以下のようなものがあります。
・オーバーユース:過度なランニングや急な距離・ペースの増加
・ランニングフォームの乱れ:内股・外股の傾向があると腸脛靭帯に負担がかかりやすい
・筋力の不足:特にお尻や太ももの筋肉が弱いと、膝にかかる負担が大きくなる
・硬い路面でのランニング:アスファルトなどの硬い地面は膝への衝撃が強い
・シューズの問題:クッション性が不足したシューズや、古くなったシューズを履いている
4. 予防方法
ランナーズニーを防ぐためには、以下のポイントを意識しましょう。
・ストレッチを習慣化する
太もも外側(大腿筋膜張筋)やお尻(中殿筋、大殿筋)のストレッチを行い、腸脛靭帯の柔軟性を保つ
・筋力トレーニングを取り入れる
お尻や太ももの筋肉を鍛え、膝の安定性を向上させる
・適切なフォームで走る
体の軸をまっすぐにし、膝が内側や外側にぶれないように意識する
・適切なランニングシューズを選ぶ
クッション性のあるシューズを選び、定期的に買い替える
・走る距離や強度を調整する
無理なトレーニングを避け、徐々に負荷を増やす
5. 治療方法
ランナーズニーの治療には、以下のような方法があります。
① 安静とアイシング
痛みがある場合は無理をせず、膝の負担を減らします。特に運動直後はアイシングを行い、炎症を抑えましょう。
② ストレッチとマッサージ
腸脛靭帯やその周囲の筋肉をほぐすことで、痛みを和らげることができます。
③ 筋力強化トレーニング
特に中殿筋(お尻の筋肉)や大腿四頭筋(太もも前側の筋肉)を鍛えると、膝の安定性が向上し再発を防げます。
④ 鍼灸・リハビリ
専門家による鍼灸やリハビリを受けることで、回復を早めることができます。血流改善や筋肉の緊張緩和が期待できます。
⑤ テーピングやサポーター、インソールの活用
ランニング時にテーピングや膝のサポーター、インソールを使用すると、痛みの軽減や負担の軽減につながります。
6. まとめ
ランナーズニーはランナーにとってよくある悩みですが、適切な予防とケアを行うことで発症を防ぐことができます。痛みを感じたら早めの対応が重要です。もし症状が続く場合は、専門の治療院での診察や施術を受けることをおすすめします。
当院ではランナーズニーに対する鍼灸・リハビリ施術を行っています。気になる方はお気軽にご相談ください!
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