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股関節・膝・脚の痛みを改善「脚の専門院リネアル」

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膝が曲がらない原因とその対策

膝が曲がらない原因とその対策

みなさまこんにちは!Rinealの見澤です。

今日は改めて、膝が『曲がらない』原因と、そのチェック方法、対策についてお話したいと思います。

膝が曲がらない原因には、いわゆる変形性膝関節症やスポーツでのケガ等様々なものがありますが、受診に急を要する場合などについても考えていけたらと思います。

では早速、膝が曲がらない原因から見ていきましょう!

膝が曲がらない主な原因

変形性膝関節症による症状

 変形性膝関節症は、膝が曲がらない主な原因のひとつです。この疾患は、加齢や過去のケガなどにより膝の関節軟骨が徐々に減少し、関節部分が擦れることで痛みや腫れを引き起こします。その結果、膝をスムーズに曲げることが難しくなります。また、進行すると関節の隙間が狭くなり、可動域が一層制限されることがあります。この症状は主に中高年の方に多く見られ、特に歩行や階段昇降といった日常的な動作で不快感を生じます。早期に治療方法を取り入れることで、進行を抑えることが可能です。

関節リウマチの影響

 関節リウマチは、免疫による自己攻撃が関節にダメージを与える疾患です。この疾患では、膝関節を含む全身の関節に炎症が生じ、痛み、腫れ、さらには機能不全を引き起こします。膝が曲がらない症状は、この炎症による関節の変形や組織の損傷によって現れます。関節リウマチは早期に発見し治療を開始することが重要であり、抗炎症薬や免疫調整薬の使用を中心としたアプローチがとられます。

半月板や靭帯損傷のリスク

 膝が曲がらない原因として、半月板や靭帯の損傷も挙げられます。これらの外傷は、スポーツや事故などで膝に過度の負荷がかかった際に発生することが多いです。半月板損傷の場合、膝の内側または外側に痛みが生じ、曲げ伸ばしをする際に引っかかるような感覚や不快感を伴います。一方、靭帯損傷、特に前十字靭帯の損傷は、膝の安定性を失わせるだけでなく、激しい痛みと共に膝が自由に動かせない状態を引き起こすことがあります。これらの損傷に対しては、早急な診断と適切な治療が必要です。

偽痛風やその他の内因性疾患

 偽痛風や他の内因性疾患も、膝が曲がらない原因となることがあります。偽痛風は、関節内にカルシウム結晶が沈着することで急激な痛みや腫れを引き起こす疾患で、特に高齢者に多く発生します。この疾患では膝が腫れたり炎症を伴ったりするため、関節の動きが制限されることがよくあります。また、その他の内因性疾患としては感染症や代謝性疾患などが関与する場合があり、これらも膝の可動域や機能低下の要因となる可能性があります。専門家による適切な検査と診断を受けることが大切です。

膝が曲がらない時のセルフチェック法

膝の痛みや腫れの確認の仕方

 膝が曲がらない場合、まず気になるのが痛みや腫れの有無です。目視や鏡を使い、左右の膝を比較してみましょう。特に、腫れが見られる場合は関節内で炎症が起きている可能性があります。また、軽く指で押してみて、熱感や痛みを感じる場合も炎症が疑われます。「膝が曲がらない」という症状は、治療を要する兆候の一つですので、早期の確認が重要です。

筋力低下か、可動域制限かを判断する方法

 膝が曲がらない場合、その原因が筋力低下によるものか関節の可動域制限によるものかを見極めることが大切です。例えば、椅子に座った状態で足をまっすぐ前に伸ばし、その後ゆっくりと膝を曲げてみて動きに違和感があるかを確認します。筋力の低下が原因の場合、足を支える力が弱まりスムーズな動きが難しくなります。一方で、膝自体が硬く動かない場合は可動域に問題が生じている可能性があります。このようなチェックを行うことで、症状改善のための適切な方法を見つけやすくなります。

日常生活での症状の現れ方を観察

 膝が曲がらない症状は、立ち上がる動作や歩行中、階段の上り下りなど日常生活の中で顕著に現れることがあります。例えば、「立ち上がる際に痛みを感じる」「階段を降りる時にスムーズに膝が曲がらない」といった体験がある場合、その原因は膝関節やその周辺の問題に起因している可能性があります。また、正座ができない、膝を深く曲げる姿勢が辛いと感じる場合も症状が進行しているサインと言えます。このような日常生活での影響をしっかり観察し、必要に応じて専門家の診断を受けましょう。

自宅でできる膝ケア:症状改善に役立つステップ

膝を守るためのストレッチ方法

 膝が曲がらない、もしくは曲げにくいと感じる場合には、膝周辺の筋肉を柔らかく保つためのストレッチが効果的です。特に大腿四頭筋やハムストリングスといった膝の動きに関係する筋肉を重点的に伸ばしましょう。例えば、太ももの前側を伸ばすストレッチでは、イスや壁に手を添えながら片足を後ろに引き、一日数分を目安に行うと良いです。このようなストレッチは、膝の筋肉の柔軟性を高め、膝関節にかかる負担を軽減する効果が期待できます。

膝周辺の筋力をサポートするエクササイズ

 膝が曲がらない場合、膝関節を支える筋力を強化することが重要です。例えば、椅子に腰掛けた状態で片脚をまっすぐ伸ばし、数秒キープする運動や、クッションを太ももの間に挟み力を入れるエクササイズが推奨されます。これらの運動により、太ももや膝周辺の筋肉が強化され、膝の安定性が向上します。自宅でも簡単に取り組めるため、毎日の習慣として取り入れてみてください。

膝の負担を軽減する姿勢や動作の工夫

 膝への負担を最小限に抑えるには、日常生活の動作や姿勢に意識を向けることが大切です。例えば、立ち上がる際は膝だけでなく、深くお辞儀をするように意識し、お尻の筋肉を使うように心がけると、膝関節にかかる負担を減らすことができます。また、正しい姿勢を保ちながら歩行することや、階段は手すりを利用しながら一段ずつ無理なく上り下りすることで膝への負荷を軽減できます。これらの工夫によって、膝にかかる痛みが和らぐことが期待できます。

氷や温めによる手軽な応急処置法

 膝が痛い場合や腫れがある場合には、氷で冷やすことが有効です。冷却によって炎症を抑える効果があるため、特に膝が腫れている直後に行うと良いでしょう。一方で、慢性的な痛みには膝を温める方が適しています。温めることで血行が促進され、筋肉のこわばりが軽減されます。これらの応急処置は、膝が曲がらない原因に適切に対処するための手軽な方法として、自宅で取り入れることができます。

専門家による治療と選択肢

整形外科での診断と初期治療

 膝が曲がらない、痛みがあるといった症状がある場合、まずは整形外科での診断を受けることが重要です。整形外科では、問診や視診に加え、レントゲンやMRIなどの画像診断を用いて原因を特定します。特に変形性膝関節症や関節リウマチ、半月板の損傷など、具体的な疾患の有無を確認します。

 治療としては、膝への負担を軽減するための運動療法や、膝周辺の筋力強化を目的としたリハビリが実施されます。また、鎮痛剤や消炎剤の処方による痛みの軽減や、ヒアルロン酸注射による軟骨サポートも選択肢の一つです。早めの診断と治療は症状の悪化を防ぐために重要です。

リハビリテーションでの回復アプローチ

 リハビリテーションでは、膝が曲がらない原因に応じた運動療法が行われます。例えば、大腿四頭筋やハムストリングス、中殿筋といった膝の機能に影響する筋肉を強化するトレーニングや、膝関節の可動域を広げるためのストレッチが一般的です。これにより、膝関節の安定性を高めながら痛みの軽減を図ります。

 リハビリでは理学療法士による指導のもと、無理なく取り組めるエクササイズが提案されます。特に、日常生活での動作改善や、誤った姿勢による膝の負荷を軽減することは重要です。これらのアプローチにより、膝の症状の改善や回復が期待できます。

ヒアルロン酸注射や薬物療法の詳細

 膝が曲がらない症状を改善するためには、ヒアルロン酸注射や関節内に直接投与する薬物療法も効果的です。ヒアルロン酸注射は、関節内の滑液を補充し、摩擦を減らす効果があります。これにより、関節の滑りやすさを向上させ、動きをスムーズにします。

 また、炎症を抑える効果があるステロイド注射や飲み薬としての消炎鎮痛剤も、膝の痛みを緩和するのに役立ちます。いずれの治療法も、医師と相談しながら適切なタイミングでの使用が重要です。これらの治療は、症状の進行を防ぎ、膝の機能を維持するために有用です。

外科的治療の選択肢とその時期

 症状が進行し、リハビリや薬物治療では十分な改善が見られない場合、外科的治療が検討されます。代表的な手術方法には、関節鏡手術、人工関節置換術があります。これらの手術は、原因となる部位に直接アプローチし、膝の機能を回復させる目的で行われます。

 手術を受ける時期は、日常生活に大きな支障をきたしている場合や他の治療法で効果が見られない場合が一般的です。医師の指導のもと、リスクや回復期間を十分に理解した上で進めることが大切です。適切な治療によって、膝の健康を取り戻すことが期待できます。

膝の健康を維持するための予防策

適切な運動と生活習慣の取り入れ方

 膝を健康に保つためには、適度な運動と健康的な生活習慣を意識的に取り入れることが重要です。特に水中でのウォーキングや自転車エクササイズなどの負担が少ない運動は、膝周辺の筋肉を強化し、膝関節への負担を軽減する助けとなります。また、大腿四頭筋やハムストリングスを伸ばすストレッチを日常的に行うことで、柔軟性を保ちながら痛みを予防できます。さらに、体重管理も重要です。過体重は膝関節に過剰な負荷をかけるため、バランスの良い食事と運動を心がけることで、膝を守ることにつながります。

膝への負担を減らす日常生活の工夫

 日常生活で膝への負担を減らすためには、姿勢や動きを意識することが大切です。たとえば、長時間正座をすることや深くしゃがむ動作は、膝に不必要な負担をかけるため避けるべきです。また、立ち上がりや座る際には椅子やテーブルを利用するなど、膝関節をサポートできる方法を取り入れましょう。さらに、靴選びも重要です。クッション性の高い運動靴やインソールを使用することで、衝撃を吸収し膝への負荷を軽減できます。

早期発見と定期的なチェックの重要性

 膝の健康を維持するためには、問題が現れる前に早期発見と対策を取ることが必要です。日常生活の中で膝に痛みや違和感を感じた場合は、すぐに医療機関での診察を受けることをおすすめします。また、定期的な健康チェックも重要です。特に膝が曲がらない、もしくは曲げづらい症状が継続する場合は、変形性膝関節症や関節リウマチなどの疾患が原因となっている可能性があるため、整形外科での診察を受けましょう。早期に発見し適切な治療を行うことで、症状の進行を抑え、日常生活への支障を最小限に抑えることができます。

最後までお読みいただきありがとうございました・

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